初心者向けではないけどストックフォトの勉強になるオススメの本
2015/12/19
人物写真って難しいけどモデルさんに助けて貰えるってありますよね、あまり指示フリもないけどシャッター音に合わせてポージングや表情をコロコロと変えてくれるモデルさん本当にありがとうございます。
今回は本の内容は置いといて、参考書としての利活用を考えていきます。
上達するために真似する事から始める
モデルさんと違って物は笑ってくれません。
どんなに褒めてもそれは無理な事なので、撮影者側が頑張っていかないと良い画が撮れませんよね。
最初はどうやってもまとまらないし、何をどうしたら良いのかが分かりませんのでとりあえず真似しちゃいましょう。
スイーツや観葉植物、フルーツや野菜など物の配置と光の方向性などを各条件によってどのような画になるのかを1枚づつ理解していきましょう。
これは手と頭を使ってパズルを埋めていく作業に似ています。
一度解けたパズルは結構簡単にできますよね?
そういう事なのです。
自分の中に知識としてまずは色んな構図や光の感覚をしっかりと覚えこませましょう。
写真はクリエイティブな仕事で必要なのはセンスだとかひらめきとか言いますけど、私の経験上、知識×知識からしか新しい発想は生まれてこないです。(凡人に限る)
どんどん色んな事を覚えて表現の引き出しを増やしていってください。
知識の吸収よりも実践が大切
本や雑誌を見て、「こういう風に撮ればいいんだ」って思ってインプットだけで終了してしまい実践しない人、これは成長しないタイプの人です。
全部は無理ですけど、できるかぎり同じような物を同じ数揃えて同じ写真を作ってみましょう。
本の参考写真に掲載されるような作品と同じ写真が、1枚でも作れるほどになればもう完璧です。
それからが自分のクリエイティブな時間です。
型崩し型なしという事をむかし誰かが言ってましたけど、
「俺こっちのほうがいいと思うので」「こうしたほうが美味しいじゃん」とかする人は型なしの人ですので自称アーティスト・フォトグラファーを名乗ってください。
自律して写真を見つめてみてください。
自分が撮った写真を誰かに見せたとして、上手いとか綺麗とかしか言われないと思います。
そこには現実の人間関係が関係していたり、基本褒めてくれる事しかないですよね。
しかしそのベタ褒めされた写真を販売サイトへアップしてみましょう。そこからはネットの世界ですアナタの顔も声も努力も何も知らない人の評価です。
最初の3日くらいはアクセスが増えたのかなとか、誰か見てくれているかなとワクワクが止まりません。
しかし現実は「・・・・」という事になります。
使えないのですね、普通の写真ですから。
なので少しづつでもいいので真似実践をしていきましょう。
PIXTAさんの統計では初心者が最初の1枚が売れるまで約100枚の登録が必要という事ですけど、
自分だけは特別に才能があるぞとか思って登録するとモチベーションだだ下がりでストックフォトから去る結末になってしまいますので、厳しいようですけど伝えさせて頂きます。
裏ワザとかありませんので、現実世界なら必殺の接待とか寝技とかありますけどネットの上では残念ながら私は無いと思っております。
なので誰かに評価を求めても無駄な自信をつけて、最高の落下を体験するだけになってしまうので自分で律してください。
おすすめの本ってありますか?という質問に返答させて頂きます。
月刊誌はあまりおすすめしません、なんというか作品よりで商品じゃないんですよね。
フォトテクニックデジタルとか好きで買ってますけどね(笑)
しかし記事の基本はタイアップ記事なので(カメラ・レンズメーカーからの依頼で記事を書く事)
レンズの話しが多くないですか?
そんなに買う財力ないですからそんなに最新のレンズ推しされても・・・(レンズに関しては実は裏ワザあったりますけど知りたい人はメールでも下さい)
暇つぶしとか一応時代に置いていかれたくないのもあって月刊誌は買ってはいます
そして、参考書として使っているのが一番上の写真にもありますがこの本です。
色々汚くてすいません。何故かずっと使ってますし真似してます。
これ良いと思います。
あくまで個人の感想です。
143ページに味噌汁とサラダの写真がありますので、まずコレから真似してみてください。
色々と応用が効くようになりますよ^ー^
F値とかそういう言葉はどこかの本で調べてください。
大事な事なのでもう一度伝えてさせて下さい。
読んだだけでできるつもりにならないで!
インプットよりもアウトプットのほうが100倍大切です。
頑張りましょう!
P.S おすすめの映画はラブ・アクチュアリーです。